待ち時間で混み具合を測られがちですが笑
5分待ちが多くても大人気のシンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジの前身、シンドバッド・セブンヴォヤッジの方をご紹介いたしますー!
シンドバッド・セブンヴォヤッジ・バックグラウンドストーリー
ストーリーブックの方はざっくり言うと、心のコンパスを信じながら航海を旅して、最後には素晴らしい友達という宝物を手に入れるというようなストーリーですが、
セブンヴォヤッジの方はざっくり言うと、ほぼ使い果たした財宝をまた手に入れるために航海に出て、様々な困難に遭い、最後には財宝と勇気と意志を得るというようなお話です。
なぜ航海に出ることになったか
アトラクションの入り口から乗り場までの間に、シンドバッドがこの度、航海に出ることになった経緯がタペストリーと絵画で語られていました。
(待ち時間が短いと読んでる時間ないですよねえ(;ω;))
船乗りシンドバッド
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
『アラビアンナイトで最も名高い人物
その名は船乗りシンドバッド。
我らは冒険に満ちた時代にさかのぼり今、帆を揚げる
“七つの海の航海”へと。』
大富豪の商人の子
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
『私、シンドバッドは大富豪の商人の子としてこの世に生を受けた。若き頃、莫大な富を残し父が逝った。』
贅沢な暮らし
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
『私はその富で着飾り贅沢な料理を食し
最高の美酒に酔いしれた。
己の人生ががらりと変わってしまうとは夢にも思わずに。』
目が覚める
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
『富は私の感覚を麻薄させた。
財産のほとんどを使い果たしたとき
私はようやく目が覚めた。』
フリマ
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
『わずかに残った家具や衣服を売り払い
商人として再出発するための元手を用意した。』
旅立ちの準備
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
『最高の船を手に入れ旅立ちの準備を整えた。
そして、ここバズラを、出航するときを待ち続けていたのだ。』
出航
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
『ようこそ、勇気ある者よ。ともに航海できることを心から感謝する。見よ、我らがこれから乗り出す海を。
いざ、冒険へ。
船乗りシンドバッド』
アトラクション乗車
バズラの港
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
アトラクションの乗り場は、バズラの港です!
港なのですが、人影(オーディオアニマトロニクス)はなく、静かです。
カリブの海賊でいう、ラフィートの船着場ですかね。
バズラの市場
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
船に乗って、トンネルみたいなのを潜って最初に通るのは、賑やかなバズラの市場です!
シンドバッドがゲストに呼びかけます。
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
『我が友よ。冒険に旅立とう。この船乗りシンドバッドが、未来を切り開く航海へと!』
ちなみにシンドバッドのCVは唐沢寿明さんです。ウッディですね。
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
写真の左の男性は油売り。上手いセールストークで女性に売ろうとしています。
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
写真の左は野菜売りの男性。右はじゅうたん売りの男性でこれまたお客さんに宣伝しています。
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
綺麗なダンサーさん。アラビアの楽器が使われています
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
大道芸人が操るお猿さん。
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
おじいさんが楽器を弾きながら『アラビアンナイト』の物語を影絵とともに子どもたちに聞かせています。
次のシーンに行く前に、天文学者たちが忠告をしています!
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
『行くな!星がこの先の災いを示しておる。』
『案ずるな。星は平穏を約束している。行け!』
真っ暗な嵐の海
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
次のシーンは、妖しいウツボ女が楽器を奏でて誘いかけます。
『怖くないわ。岩に向かって。』
しかし、ウツボ女のいる岩の向こうには無惨にも座礁した船が何艘も、、、
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
シンドバッド『どんなに激しい嵐であろうとも、このシンドバッドはくじけやしない。わが船乗りたちは、大きな卵を見つけたようだ。』
嵐に頑張った船は真っ二つ!!
怪鳥ルクの島
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
嵐を乗り切りたどり着いた島には、食糧になりそうな大きな卵があり乗組員たちは大喜び!
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
しかし親鳥のルクに見つかり乗組員が捕まってしまう!
巨人の島
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
ルクから逃れて洞窟に入り込むと財宝の山で大喜びの乗組員たち!
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
しかし、今度は巨人に乗組員が捕まってしまいます!
巨人と戦うシンドバッド
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
シンドバッド『巨人め、図体ばかりでかくても、我々は怖くはないぞ。止まるな、友よ!わたしはこいつを退治し、すぐに合流する!』
財宝の売却と再度の出航
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
出航してから、文明社会に戻ってきました。シンドバッドは今までの航海で手に入れた財宝を国王に売ります。
右の象の背中に財宝が積まれています。
しかし、まだ航海は続きます。また天文学者が制止します。
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
天文学者『旅を続けてはならぬ。悲劇の始まりとなろうぞ。』
猿人間の島
引用:講談社 東京ディズニーシー パーフェクトガイドブック
再出発した船団は、猿のような人間のような猿人間の島を通ります。
船団を威嚇し、崖から岩を落とそうとしたりヤリを投げようとしたりします。
船はなるべく静かに通り過ぎます。。
巨大クジラの島
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
船団が島だと思って休憩していたのは、巨大なクジラの上でした。
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
シンドバッド『海には予期せぬ危険があふれている。休息を与えてくれる島といえども、油断はならないのだ。』
バズラに帰港
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
莫大な宝を持ち帰った船団を、出航時(アトラクションの乗り場)とはがらりと変わって、バズラの人々は盛大に迎え入れてくれます。
シンドバッド『友よ、我々の航海は成功した。今や、幾千年も生きていけるような富を手に入れたのだ。』
華やかな宴
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
シンドバッドは、乗組員とその関係者に盛大な宴を催します。
美味しそうな料理に、綺麗な花火!乗組員たちも自慢話に花が咲きます!
引用:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
喜びにあふれるシンドバッド。彼がこの航海で手にしたものは、財宝だけでなく真の勇気と強い意志でした。
彼は、二度と財産を失うことはないでしょう。
というストーリーでした!!
ひとりごと
お分かりの通り、ストーリーブックとは真逆って感じですよね。笑
でも、思ったんですけどなんでこのアトラクションを作ったのかなあ?と考えると、やっぱりアラビアの世界観のあるアトラクションが欲しかったっていうのと、
ランドのカリブの海賊がわりと人気だからそれっぽいアトラクションなら人気出るかなと予想されたのかな?と、勝手に考察しました。個人的な意見ですよ!!笑
まあ、カリブは割とエントランスに近いから、シンドバッドはエントランスからとお〜いからっていう立地も関係するんですかね?
あとQラインの長さとかも関係するのかなあ?
なんで、カリブは人気でシンドバッドはそんなに人気出なかったんですかね??単に立地とかQライン、乗車時間、乗車人数とかの原因だけじゃない気もするけどなんでだろ〜??
話変わりますが、2003年のクリスマスシーズンに行った時に、どこも混んでいて2時間待ちとかだったけど、シンドバッドが25分待ちで『やったー!空いてるー!』て並んだことよく覚えていますが、今思えばそうとう混んでたんだなぁ(⌒-⌒; )
はい!セブンヴォヤッジが気になる方は、YouTubeであげている方がいらっしゃいますので、ぜひご覧になって見てください!!
では、最後まで読んで頂き誠にありがとうございました(^O^)
参考文献:講談社 東京ディズニーシー アトラクションガイドブック(ライブ・エンターテインメントガイド付き)
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