こんにちは、りんです!
前回のカリブの海賊の続きで、
今回はライド中のストーリーを紹介していきます!
カリブの海賊は2007年に映画『パイレーツオブカリビアン』仕様にリニューアルされました!
せっかく東京ディズニー40周年ということもあり、パイレーツオブカリビアンのリニューアル前と後で全部ではないですがどこが変わったのか、ちょーっとだけ私が調べた分かる範囲でバックグラウンドストーリーと共にそちらも書いていこうかなと思います!
では、どうぞっ!
カリブの海賊バックグラウンドストーリー
43隻のボート
ラフィートの船着場で、ゲストが乗り込むあのボートは
“バトー”と呼ばれます。
バトーはフランス語でボートの意味です。
全部で43隻のボートにはそれぞれ女性の名前がついています。当時、海賊たちは航海の無事を祈って、愛する女性の名前を船につけるのが一種のステータスとされていたそうです。
こういうところで、極悪な海賊たちのロマンティックな一面をかいま見ることができます。
ラフィートの船着場からバトーに乗車し、
ブルーバイユー(青い入り江)をゆっくり進んで『やい、てめえたちっ!』と骸骨がしゃべって、坂を落ちていきます。
ここがタイムトリップする瞬間です!
Dead Man’s Cove(死人の入江)
宝を巡り、争い続けた結果、無惨な死を遂げた海賊の末路です。
引用:東京ディズニーランドくわしすぎる大図鑑
坂から落ちてしばらくして、左側に見えてくる箱の中から聞こえてくるのは
デイヴィ・ジョーンズの心臓の音です。
ボートが近づくとドックンドックンと鼓動が聞こえてきます。
引用:東京ディズニーランド・アトラクションガイドブック
右側に見えてくるのは白骨化した海賊たちです。海賊の頭の上にカモメが巣を作り鳴いています。
なんとなく哀愁を感じますね。
ここまでが、『デッドマンズ・コーブ(死人の入江)』ゾーンです。
Hurricane Lagoon(ハリケーンラグーン)
引用:東京ディズニーランドくわしすぎる大図鑑
カリブの海賊で印象的なシーンのひとつかなと思います、
骸骨が激しい嵐の中一生懸命船を操縦しています。
Crew’s Quarters(クルークォーター)
引用:東京ディズニーランドくわしすぎる大図鑑
全盛期の時に、海賊たちが船内の休憩所でお酒を飲んでいる様子です。
空にならないラム酒が延々と身体に流れていくのがスケスケで見えます。
海賊の周辺にはウィスキーやラム酒、グロッグ酒などのボトルが散乱しています。
骸骨の後ろにある海賊の女性の絵について。
イスラムの王様スルタンにつかえる女性たちを、オダリスクと呼ぶそうですが、それをテーマにした絵です。
オダリスクの絵は、アメリカの開拓者たちのバーによく飾られていました。
ここのゾーンからちょっと陽気な音楽が流れてきます。恐怖を中和するためなのかどうなのか??
Treasure Cache(財宝の隠し場)
引用:ファンダフルディズニーvol.7
こちらもカリブの海賊で有名なシーンですね。
海賊が手に入れた略奪品の金銀財宝を独り占めして自慢するかのようにどっしりと座っています。
山のように積まれた金貨は、ドブロン金貨(ダブロン金貨)といって、カリブの海賊たちが暗躍していた時代、スペインと中南米のスペイン語圏で流通していた金貨です。
ここを過ぎてから、陽気な音楽から物々しい雰囲気になっていきます。
Bombarding the Fort(砲撃する砦)
ディビィ・ジョーンズの霧を抜けて、夜の港へと入っていきます。
『パイレーツオブカリビアン』の音楽をバックに、ガリオン船がスペイン軍の砦に向かって砲撃しています。
甲板には、キャプテン・バルボッサの姿が。
今と昔ここが違う!
引用:ファンダフルディズニーvol.7
リニューアル前だと、ガリオン船から、叫んでいる海賊は
黒ひげティーチというニックネームがついている17世紀に活躍していた、海賊エドワード・ドラモンド(エドワード・ティーチ)でした。
ひげを何本もの三つ編みにしてリボンをつけていました。伝説では彼の残した財宝がどこかに眠っているらしい。
Well Scene(井戸のシーン)
海賊たちは街へ上陸し、市長(町長、治安判事)を井戸に吊るして、キャプテン・ジャック・スパロウの居場所と町の宝のありかを聞き出そうとしています。
井戸の横で、町の富豪者たちが拷問の順番を待っています( ; ; )
引用:東京ディズニーランド完全ガイド[第4版]
市長を拷問している海賊に注目すると
左手がカギヅメなっています!
Auction Scene(オークションシーン)
引用:アートで楽しむ東京ディズニーリゾートガイドブック
咯奪した女性の中から、誰を自分の花嫁にするか選ぶために開かれたオークションのシーン。
水路の左岸には、ロープで数珠つなぎにされた港町の若い女性たち。(中にはおばあさんも。)
一方、右岸には彼女たちを競り落として結婚しようという乱暴な海賊ども。
「赤毛をくれ!」
「重さでいくらだ?」
「金じゃなくてラム酒と引換えろ!」
値切りながらヤジを飛ばし女性たちをからかっています。
水色のドレスを着た、今回のオークションでセリにかけられている女性は、表情を見るとなぜか微笑んでいます。
赤毛の女性が熱い視線を送る先には、オークションを仕切る船長の姿があります。
このように、実は花婿募集中の女性もいます笑
左岸には花嫁、右岸には海賊(もちろん全部男)がいるように、動物たちも同様に左岸にはメンドリと雌やぎ、右岸にはオンドリと雄ヤギになっています。
その後に、女性が海賊に追いかけられるシーンがありますが、
その時に、海賊の後ろの樽にジャックスパロウが隠れています。
今と昔ここが違う!
引用:東京ディズニーランド・アトラクションガイドブック
リニューアル前は樽の中には、海賊から逃れられた女性が隠れていました!
女性の前にいる海賊はゲストに、どこに隠れたのか聞いてきていました。
Musician’s Area(ミュージシャン・エリア)
引用:東京ディズニーランド・アトラクションガイドブック
当時の楽器を演奏しながら『ヨーホー』を3人の海賊が陽気に歌っています。
合わせて、ロバとわんちゃんも一緒に鳴いています。
Burning City(燃える町)
泥酔した海賊たちがとうとう街に火を放ってしまいました。
襲った村に火をつけるのが当時の常套手段だったそうです。勢いよく燃え上がっていても、海賊たちは陽気に歌っています。
引用:東京ディズニーランド・アトラクションガイドブック
両手に宝石箱を持ち、バランスを取りながら、頭にいくつもの帽子を重ね、盗品を一つ残らず奪い去ろうとする海賊
ゲストがバトーで石橋を潜りますが、その石橋の上にいるぽっちゃりした海賊は映画『宝島』に出てくる
海賊ジョン・シルバーです。
昔、左足をなくしてしまったので、杖をついて歩いています。橋の上から投げ出しているのは右足なので、義足の左足は、ボートからは見えません。
オウムのフリント船長は、普段はシルバーの右肩の上に乗っています。
Dungeon Scene(燃える牢獄)
引用:東京ディズニーランド・アトラクションガイドブック
自分たちでつけた炎から逃れるために、誤って牢屋の中に入ってしまった海賊たちは、犬がくわえる鍵を手に入れようと必死です。隣の牢屋からは妨害のヤジが聞こえてくる。
Arsenal(弾薬庫)
引用:東京ディズニーランド・アトラクションガイドブック
火薬の入った樽が並ぶ弾薬庫で、狂ったように発砲しあう海賊たち。
さいごに
無事に宝物を手に入れたジャックスパロウが登場して終わりって感じですが、なぜ海賊たちはオウムを飼っているのかちょっと調べてみました!
真相はわかりませんでしたが、オウムは当時珍しい動物で高値で売れたらしく退職金代わりに飼っていた説が有力なのかな、、、??
アトラクションの看板にも鳥籠が飾ってあって、なんでだろう?と思っていました!
真相は結局わかりませんが、、
番外編
あんまり関係ないかもしれないですが私が書きたいので書きます笑
ジャンラフィートの肖像画のあるウェイティングエリアに今はほぼ使われていない、ご立派な階段があります。
かつては雨の日にここから入ってブルーバイユーレストランに繋がっていたそうで、外から見るとちゃんとブルーバイユーの看板がひっそり掲げられています。
現在は通れなくなっているので、ゲストは入ることができません。20周年の時に景品の受け渡しに使われたことがあるそうです!一度入ってどんなもんか見てみたいですね!
まとめ
(今と昔変わったところそんなになかった、ごめんなさい、、、)
今回カリブの海賊について調べていって海賊の歴史とかニューオーリンズについてとか普段絶対調べようなんて考えつかない分野までちょっとだけだけど、知ることができて楽しかったですね!!
風間くんがテレビで『ディズニーからニューヨークの歴史を学ぶ』みたいなことおっしゃってましたが本当そうですね。
ディズニーからディズニー以外の知識も学べるのでもっとさらにディズニーを楽しむことができます!
みなさんもぜひ一緒にディズニー知識つけていきましょうー!
ご覧いただきありがとうございました!!
参考文献:講談社door of dream 夢のとびら
講談社 東京ディズニーランド完全ガイド[第4版]
ファンダフルディズニーvol.7
東京ディズニーランドくわしすぎる大図鑑
東京ディズニーランド・アトラクションガイドブック
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