こんにちは!
イッツ・マジカル!が大好きな、りんです。
今回は、1993年のランド10周年の時に、
10個の魔法の一つとしてオープンした、
スイスファミリーツリーハウスのバックグラウンドストーリーです!
細かいところまで、とても見応えのあるアトラクションです!いろんな廃材や、なんとかある物で工夫して代用されていて、じっくりウォークスルーしながら見るととても面白いと思います!
では、どうぞっ!
スイスファミリー・ツリーハウス・バックグラウンドストーリー
映画『スイスファミリー・ロビンソン』あらすじ
このツリーハウスは、1960年に公開されたディズニー映画『スイスファミリー・ロビンソン』に登場する
スイス出身のロビンソン一家が暮らしている、ツリーハウスを再現したアトラクションです!
以前は『南海漂流』や『大漂流記』という題で公開されていました。
なので、一昔前のガイドブックでは、こちらの表記で説明されているものもあります。
ロビンソン一家は、50歳前後のご主人と、奥様と3人の息子さんの5人家族です。
1805年、新天地ニューギニアを目指して一家で帆船に乗って海へ出ました。
しかし途中で海賊に太平洋を追い回され、
そのうえ大嵐にあい難破し、船が座礁してしまいます。
座礁した船からいかだで脱出し、なんとか近くの無人島までたどり着きました。船は修復不可能なくらいに壊れてしまいました。
一家は、船から食料や火薬、道具などを運び出し、
無人島の大きな木の上に家を造り、そこで暮らすことになりました。
ある日、島の周りを探索していた息子2人が、海賊に捕らえられた老人と少女を発見します。
なんとか少女だけは助けたものの、少女を取り戻そうと海賊が現れ、激しい戦いが始まるという内容です。
ツリーのモデルはベンガルボダイジュ
このアトラクションの大きな木は、
熱帯地方に繁殖するベンガルボダイジュという
イチジクの木の仲間をモデルにしています。
成長していくと1本の木で森のようになるのです。
このツリーハウスの幹の高さは約19mで、
葉っぱを含めると22mです。
葉っぱの数は、30万枚です!!なので小雨程度ならしのげます。その際は足元にお気をつけください。
私たちが登ることが出来る最上階は地上13mで、ここからの景色が良いのは知る人ぞ知る有名な話ですね!風間俊介くんも絶賛していた場所です。
タイガーピット
アトラクションの入り口進んですぐの左側に、虎を捕えるための落とし穴があります。
ロープが切れているので、虎が罠にはまってしまったのがわかります。
時々虎の鳴き声が聞こえてきますよ!
映画にも出てくるのでぜひ探してみてください。
水車
外の滝から汲みとられた水は、竹で作った樋をつたい巨大な水車を回す原動力となっています。
水車の回転により、水はロープに結ばれた竹筒に汲み込まれ、家中に供給される仕組みなのです。
本当によく作り込まれていますね!
ロビンソン氏の書斎
ヨーロッパ全土の地図、羅針盤など船内に積まれていたものが置かれ、船のマストが屋根として利用されています。
キッチン&ダイニング
キッチンには、島で採れるフルーツや竹筒のコップ、ヤシの実のオタマ、
アコヤ貝を使った流し台、
溶岩で造られた炉など、生活の知恵が随所に見られます。
また水冷式の冷蔵庫もあります!
循環している水を使って冷却する仕組みです!
中がどうなっているのか気になりますね。
リビングルーム
階段を登ると、リビングルームが見えます。
オルガンからスイスポルカが流れ、温かい雰囲気です。
クリスマスシーズンになると、
クリスマスソングが流れて、ヒトデを星に見立てたツリーが飾られますよ!
こちらも映画の中に出てきます。
リビングルームには船の大きな舵輪が置かれておりますが、これは飾りではなく大切な役目があります。
無人島には虎などの猛獣や、海賊がやって来て襲ってくる危険があります。
舵輪を回すと、階段と橋が上がる仕組みになっているのです!!
こうして猛獣や敵から身を守る工夫をしているのです。一度上がるところをぜひ見てみたいですね。
カラスの巣
こちらは3人の子どもたちの部屋で、通称“カラスの巣”。中を覗くとハンモックが3つあります!
なぜこの部屋がカラスの巣と呼ばれているのか、実は船に由来しているのです。
船の最も高い位置にある見張り台は
英語でcrow’s nest、
つまりカラスの巣と呼ばれています。
このツリーハウスが船の廃材で作られていることや、
子ども部屋がツリーハウスの中で一番高い場所にあることから、
カラスの巣と名付けられたというわけなのです!
はたまた、3人の息子たちがカラスのようにわんぱくだったため、ロビンソンさんがそのように名付けたという噂もあったりなかったり、、、笑
そして、子ども部屋には望遠鏡があり、
その先にはアトラクション「カリブの海賊」があります!
カリブの海賊たちのことを観察していのでしょうかね。
まとめ
当たり前かもしれませんが、映画を見てからの方が何倍も楽しめますよ!!
あのシーンが再現されているのかっ!て発見がたくさんあります。
それとスイスファミリーツリーハウスにとても関係のあるアドベンチャーランドダイニングエリアのことも書きたかったのですが、
長くなってしまったので、別の記事で書こうかなと思います!!
今回もご覧いただき誠にありがとうございました。
参考文献:東京ディズニーリゾートブログ
講談社 door of dream夢のとびら
講談社 東京ディズニーランド完全ガイド[第4版]
講談社 東京ディズニーランド テーマランド別ガイド
講談社 東京ディズニーランドアトラクションガイドブック
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